外来看護師として働きたい人へ

仕事内容は?外来看護師について知る

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外来看護師の仕事内容

外来看護師の仕事内容

外来看護師の仕事内容

入院していない患者さんの診療を行うのが外来です。普通は診療科目ごとに設けられています。たくさんの患者さんが来院するため3分診療と言われるような過度に短時間の診療を重視した医療が行われてきた過去もあります。よく混雑する大病院では紹介状をもたずに受診すると一定額の負担金を払わなければならない制度が導入されましたが、根本的に状況が改善されているわけではなさそうです。
外来での看護師の仕事内容は、医師の診療介助、患者さんへの生活指導、受診の受付、電話対応などです。多忙な現場で効率的に患者さんをさばくことが求められます。そうした中でも当然のことですが、ケアマインドをもって患者さんと接しなければなりませんし、患者さんへの配慮を忘れてはいけません。外来の患者さんとは接する期間が限られているため、生活指導は外来看護師の腕の見せどころとなります。
外来の場合は、入院施設がないため夜勤がなく、日曜日や祝日も休みになることが多いので、ワークライフバランスを保ちやすい職場だと言えるでしょう。このため、一度引退した子育て中のママさん看護師には人気の復職先となっています。また、高度な技術を求められることが少ないので、ブランクが長かった看護師の復職先としても人気があります。その反面、新任の看護師が採用されることはほとんどないと思ったほうがいいでしょう。近年では、花粉症外来、ペースメーカー外来、ものわすれ外来、ペインクリニックなどのようなより専門的な診療を行う専門外来がトレンドです。

外来看護師の1日

外来診療には毎日多くの患者さんが来院されます。その中で地域に根付き病院の顔となるのが外来看護師です。何気ない会話や看護師の笑顔から元気になる患者さんも少なくないでしょう。病棟看護師に比べて患者さんと接する時間が短いため、患者さんとのコミュニケーションを密にとって、医師のサポートやチーム医療の連携を円滑に行うための重要なポジションとなります。このようにさまざまな面から外来診療をサポートする業務ですから、あっという間に1日が終わります。
外来看護師はスケジュールが立てやすく子育てとの両立がしやすいと言えるでしょう。一般的な外来看護師のタイムスケジュールは、8:30に出勤し、環境の整備や診察の準備をします。9:00に診療開始となって、すぐにミーティングを行います。12:00から昼食をとって、13:00に早番との業務引継ぎ伝達や随時環境整備を行います。17:00から休憩をとり18:30に診療の受付を終了します。そして19:00には診療業務が終了となります。

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