外来看護師として働きたい人へ

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外来看護師が活躍する場所

外来看護師が活躍する場所

外来看護師の種類

外来看護師が働く場所の一例をご紹介します。まず、小児科です。小児科では医師の介助、子供や家族のケアを行います。小児外来では診察や治療を子供が嫌がることが多いのでうまく子供と接することが大切です。また、親や家族への説明やケアが欠かせません。一般外来よりもコミュニケーション能力が問われる職場です。
次に精神科です。精神外来では患者さんから症状に至った経緯を聞いたり、暴れる患者さんを拘束したり、一般外来にはない業務を行います。一般的な治療を行うことに比べて観察力も必要な仕事です。
最後に救急外来です。怪我や突発的な疾患で緊急時に患者さんが来院します。救急外来では救命蘇生、止血、骨折の対応などの救急看護を行います。診療補助、家族への対応、点滴やモニター管理も救急外来での仕事です。
それでは各科の詳細を見ていきましょう。

小児科

小児科の対象は新生児から思春期までです。さまざまな変化が大きな時期で年齢に応じた細かな看護が必要です。循環器、血液、アレルギー、感染症、脳、未熟児、発達障害といった幅広い領域を診察する小児科では看護師も豊富な知識と経験が求められます。小児科看護師は医師の補助や検診、計測などといった一般的な医療行為のほかにも、子供のケアといった小児科ならではの業務もあります。小さな子供の身の回りをお世話することもあります。検査内容を子供にもわかるように伝えることや、ご家族のサポートをするのも小児科看護師の大切な仕事です。
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精神科

精神科看護師は、患者さんとコミュニケーションをとって心のケアをするのが重要な仕事です。他の診療科に比べると医療行為が少ないです。バイタルチェック、薬の管理、投与などが主な業務内容です。精神科では患者さん自身でも異常を認識できず、うまく病状を伝えられなかったりする人も少なくありません。精神科看護師は患者さん一人ひとりをよく観察して小さな変化も見逃さずに医師に報告しなければなりません。精神科は投薬治療がメインですが、患者さんが勝手に薬を減らしたりすることもあるので薬の管理に細心の注意を払う必要があります。
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看護師のための精神科でのコミュニケーションとケア

救急外来

救急外来は、24時間365日さまざまな患者さんを受け入れているので、患者さんだけでなくご家族のケアや病状にあった救急処置、救急医療品の提供など看護師に求められる業務が多いです。心肺蘇生、止血、骨折の処置など救急処置を行うこともあります。どんな患者さんが来ても対応できるように判断力を養っておくことが大切です。また、搬送された患者さんのご家族へわかりやすく状況を伝えたり不安を和らげたり、精神面のケアをすることも重要な役割です。
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