外来看護師へ転職成功のコツ

外来看護師の求人について

外来は一般的には診療科ごとに設けられています。そのため、外来の数は病院によって異なります。1日に訪れる患者さんの数がとても多いのでスピード重視の医療が求められ事務的能力も必要となる職場です。しかし、高い看護スキルや特殊な技術を求められることは少なく、出産や育児などで一時的に休職していた人の再就職先として人気があります。看護師は人材不足が続いていますので、外来看護師も看護師資格をもっていれば転職することも難しくはないでしょう。

外来看護師になるには

当たり前ですが、外来看護師になるためには看護師の国家資格が必要です。病院やクリニックに採用されて外来に配属されれば外来看護師になることができます。外来は土日祝日が休みであることが多く夜勤もないので子育て中のママさん看護師に人気の職場です。病院側としても潜在看護師の復帰先としていることも少なくありません。

外来看護師求人票の確認すべきポイント

求人票のトップにはクリニックや病院側がアピールしたいポイントが記載されています。教育研修充実や未経験歓迎といった記載があるときは具体的にどのような研修を受けることができるのか確認しましょう。待遇面についてアピールしている場合は、それ相応のスキルを求められます。また、患者さんが多く忙しい場合もあります。仕事内容をしっかり確認して自分に合った職場環境なのか考えましょう。
勤務時間も大事なチェックポイントです。実働は何時間か、休憩時間は？などです。勤務形態は、2交代制か3交代制か。日勤のみか夜勤もあるのか、シフトのタイミングは前後で重なっているのかなど、確認しておきましょう。病院によっては早番と遅番があることがあります。オンコール対応の有無も勤務時間の項目に記載されているはずですので確認しておきましょう。シフト同士の重なった時間が多いほど申し送りを勤務時間内に済ませられるよう配慮された良い環境だと言えるでしょう。
給与体系も働く上で要チェックポイントです。内訳に諸手当が含まれているのかどうか、手取りの金額はいくらかといった基本的なことはしっかり確認しましょう。求人情報には手当込みのモデル年収が記載されていることも少なくありません。一見高く見えますが場合によってはそれほど高くないことも多いので注意してください。試用期間の有無も確認しましょう。試用期間中は1～3万円少なくなる場合があります。手当の詳細も確認しておきましょう。自分がもっている資格に手当は出るのか、手当の種類は病院やクリニックによって違いますので、どんな手当があるのか応募する前に確認しておくといいでしょう。